整理整頓の原則④
原則の四つ目としては、「家のものの場所を決める」ということです。私の母がよく言うセリフがあります。「どこに仕舞ったかわからない」。みなさんも経験があるのではないでしょうか。大切だから、無くしてはいけないから、特別な場所へ仕舞ってしまい、必要になった時にどこに仕舞ったかわからなくなってしまった。それでは片付ける意味がないですよね。片付けるという行為は当然キレイに見えるようにする、清潔な状態を保つ、という面もありますが、必要なものを取り出しやすくする、探しやすくする、という面も非常に大切です。バラバラに散らかっていては必要なものを探すのに苦労しますし、適当に空いている空間にものを詰め込んでいっては何かを取り出すのに部屋中を引っ掻き回さなくてはいけなくなります。その為、あまり使わないようなものは押入れの奥の定位置に、よく使うものは手前の定位置に置くことが重要になります。例えば、季節外れの衣服は衣替えまでクローゼットの奥に、普段見ないアルバムなどは押入れの奥に、細々したものやハンコなどの重要なものなどは押入れに引き戸を設置してそこに仕舞います。また普段の手紙類はいらないものは捨て、必要なものは冷蔵庫の横にラックを取り付けてそこに置いておく、掃除機など毎日使うようなものは押入れの一番手前に置くなど用途によって場所を決め、必ずそこに仕舞うようにします。すると、どこに何があるのかが把握できますし、定位置にものを片付けると新たに購入したものもどこに仕舞ったらいいかを悩まなくなるので、出しっぱなしにする、ということも減ります。またそれを仕舞う場所がいっぱいになって入らなくなると、では少し整理しないと、と捨てる勇気にも繋がるのです。